いやー、こんなスゴいヴァイオリニストをほとんど知らなかった自分が恥ずかしいですね。
正直、セクシーでマダムなヴァイオリニストがいるなくらいにしか思っていませんでした。
今回東京JAZZフェスティバル2011でリシャールガリアーノと『ピアソラプロジェクト』として共演。
日付は変わってしまいましたが今日見に行きました。
本格的なタンゴオーケストラをバックに寺井尚子さんとリシャールガリアーノ氏とのピアソラナンバー。
ヤバ過ぎます。
圧巻の一言ですね。
You Tubeなどで映像は見まくっていたのですが、生は恐ろしいくらい凄い迫力でした。
二人の交流のきっかけは、
2008年の東京JAZZフェスティバルの際、その時のリシャールガリアーノカルテットのヴァイオリニストが急遽ビザの関係で日本に来れなくなり、ピンチヒッターとして抜擢されて以来の深い交流。で、リシャールガリアーノ氏もフランスでのオスカーと言われる『ジャンゴドール』で寺井尚子氏を招待しそこでフランス人も度肝を抜かれたようです。
You Tubeを検索しているとジャンゴナンバーも演奏しており、更に好きになりました。
Newアルバムの『ライムライト』も今日買ったのですが、すごく良い。買った方が良いですね。
ライブ中は2008年の時とは違い、寺井尚子さんが曲間のMCを担当。リシャールガリアーノ、そしてピアソラへの愛情が伝わるMC。
会場は割れんばかりの拍手でした。
10月にBS-NHKで放送されるみたいです。
DVDは絶対買いですね。
Official HPより抜粋
https://www.t-naoko.com/profile.html
寺井尚子 Naoko Terai
4歳よりヴァイオリンを始め、 1988年、ジャズ・バイオリニストとしてプロ・デビュー。
来日中だったジャズ・ピアニスト、ケニー・バロン氏との共演をきっかけに、ニューヨークでのレコーディングに参加し、一躍注目を集める(1997年)。その後も独自性あふれる表現力ゆたかな演奏スタイルで人気の高いコンサートを中心に、テレビ、ラジオ、CMなど、幅広く音楽活動を展開している。
最新作『ライムライト』をはじめ、年1作のペースで発表しているオリジナル・アルバムは、いずれもジャズ・アルバムとして異例のセールスを記録。
繊細な表現力と情熱的な演奏にますます磨きがかかる、日本を代表するジャズ・ヴァイオリニストである。
「平成21年度 文化庁芸術選奨 文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」受賞(2010年)のほか、日本ゴールドディスク大賞ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー<邦楽>(2004年)、南里文雄賞(2008年)、南里文雄賞(2008年)、ジャズ・ディスク大賞<日本ジャズ賞>(2005年)等、受賞暦多数。
また、8代目キャラクターとして「金鳥の渦巻」CMに出演(2004年〜2009年、2010年より音楽にて参加)、「F1日本グランプリ」決勝での「君が代」の演奏(2003年)、レギュラー番組での初パーソナリティー(BS-TBS「映画の時間+ 気ままにディレクターズ・カット」)など、活躍の幅をさらに広げている。
◆寺井尚子 Minor Swing