Angelo Debarre アンジェロ・ドゥバーレ(1962 – 現在)
1962年8月フランス・サンドニに生まれ、8歳でギターを始める。マヌーシュ(ジプシー)の人々の間では、伝統が家族、世代を超え口承され、音楽は大きな位置を占める。
300から400のキャラヴァンが集まるマヌーシュのコミュニティに、音楽が絶える事は無いという。ジャンゴ・ラインハルトによって始まったジプシー・ジャズの音楽の伝統がこの文化の核心にあり、その音楽はダイナミズムと豊かさを失わない、永遠に生き続ける音楽だ。
アンジェロは13歳の時にはRaphael Faysのグループに加わるが、その後しばらくドラムに傾倒することになる。
1984年に最初のグループ“アンジェロ・ジャズ・カルテット”を結成し、翌年にはパリの有名なナイトクラブ”La Roue Fleurie”で人気を得る。また東ヨーロッパのジプシーなど様々なスタイルとのコラボレーションを行う。同年Serge Camps、Frank Anastasioと共に“Gypsy Guitars”をリリース。
1998年には初のリーダー作“Caprice”を発表。
メンバーはFlorin Niculescu、Bojan Zulfikarpasic、Bernard Malandain、Xavier Desandre-Navarre
■Gypsy Guitars (1988) (Hot Club/Jon Larsen)
■La Roue Fleurie (1991) (Hot Club/Larsen)
■Caprice (1998) (Hot Club/Larsen)
■Romano Baschepen (1999) (Al Sur/NordSud)
■Portrait of Angelo Debarre (2002) (Hot Club/Larsen)
■Come into My Swing (2003) with Ludovic Beier (Le Chant du Monde)
■Angelo Is Back in Town (2004) (Hot Club/Larsen)
■Entre Amis (2005) with Ludovic Beier (Le Chant du Monde)
■Paroles de Swing (2008) with Ludovic Beier (Le Chant du Monde)
■Trio tout à cordes (2008) (Le Chant du Monde)
■Live in Le Quecumbar (2010) (Fremeaux)
■Gypsy Unity (2010) (Le Chant du Monde)