チャボロ・シュミットはジャンゴ・ラインハルトの最も忠実な後継者といわれるギタリスト。
1954年にパリで生まれる。父親がヴァイオリニスト、母親がギタリストという音楽芸人の家系で、6歳からギターを始める。20代にはフェスティバルに出演するようになり、そのステージ・アクトはかなりの評判になった。80年頃にホット・クラブ・ダ・シティというバンドを結成し、アルバムを発表。だが、その後は生来の気まぐれもあって、時々ジプシー系のフェスティバルなどで表舞台に登場する以外は、移住したストラスブールのカフェなどで気ままに演奏することで生計をたててきた。しかし、ジャンゴを彷彿とさせる巧みな演奏の評判はミュージシャンを中心に自然と広まり、やがて映画「ラッチョ・ドローム」(1993)、「僕のスウィング」(2003)でフィーチャーされることになる。
サントラ『僕のスウィング』では、オープニングをはじめ、チャボロの曲が全編で使用されている。
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BLUES
Tchavolo SCHMITT:guitare / Antoine FERREYRA:violon / William BRUNARD:guitare 2010 “Jazz-manouche”