Richard Galliano リシャール・ガリアーノ(1962 – )

リシャール・ガリアーノ(1950~)はフランスのカンヌで生まれた。
4才時にアコーディオンを始め、幼い時から数々の賞を受賞した。
その後ニースの音楽学校に進み、和声、対位法、トロンボーンを学ぶ。
ジャズピアニストのデューク・ジョーダンの影響を強く受け、ジャズに傾倒。
1973年クロード・ヌガロのオーケストラに加入し、アコーディオン兼作編曲者として活動した。
1980年代に入るとソロ活動を開始。1985年の初リーダー作品「スプリーン」が大きな評価を収め、
一気に表舞台へと躍り出た。その後モダン・タンゴの雄アストル・ピアソラとの交流を経て、作曲活動により
力を入れるようになった。フランス人の心、ミュゼットに対する創作活動は数々の賞を受賞し飛躍的な人気
を集めるようになった今でも最も力を入れている分野だという。アストル・ピアソラに唯一認められた
蛇腹楽器奏者がリシャール・ガリアーノである。